ラックスマンは2月14日、USB DAC搭載でCD/SACDプレーヤーのフラグシップモデル「D-08u」を発表した。価格は110万円で、発売は3月下旬を予定している。
D-08uは、2008年に発売したD-08のデジタル回路およびアナログ回路を一新したフルモデルチェンジプレーヤー。また、新たにUSB DACを内蔵したことで、Windows PC/MacとUSB接続でハイレゾ音源の再生が可能だ。USB入力は最大384kHz/32bitPCMデータと、2.8/5.6MHzのDSD再生に対応している。
D/AコンバーターにTIのPCM1792Aをデュアル構成(モノラルモード)で採用し、さらにPCM信号を最大384kHzにアップサンプリングするTI社最新の32bitデジタル・シグナルプロセッサーTAS3152も搭載。
入力はUSBのほか、同軸デジタルと光デジタル2系統を装備している。出力はアナログがバランスとアンバランスが1系統ずつで、デジタルは同軸と光が各1系統となっている。
出力アンプ部には独自のODNF回路の最新バージョン4.0を搭載。高域の歪特性を大幅に改善し、DNF回路内部でゆるやかな(1次フィルター×3)帯域処理を施すことで、自然なアナログ波形の再現を実現したという。
本体サイズは約幅440×奥行き413×高さ154mmで、重さは約22.5kg。消費電力は36W(スタンバイ時1W)となっている。
なおD-08uは、今日からから名古屋国際会議場にて開催される「オーディオフェスタイン 名古屋」にてデモンストレーションをする予定だ。