米メディアのウォール・ストリート・ジャーナル( WSJ:THE WALL STREET JOURNAL)が報じた内容によると、米ヤフーがローカルレビュー・コミュニティサイトのYelp(イェルプ)と提携し、ヤフーのローカル検索にイェルプの情報を組み込むという。
イェルプは、レストランやショップをはじめ各地域のローカルな口コミ・レビューを発信するコミュニティサイト。北米や欧州の主要各都市ごとに情報を発信し、その都市に特化した情報を充実させているのが大きな特徴となる。
WSJの報道によると、イェルプの情報をヤフー検索に反映させることでよりローカルな情報発信を強化。米マイクロソフトが展開するビング(Bing)に対抗した差別化を狙いとしているようだ。今回の動きを「ローカライズによる差別化戦略」とするならば、この戦略は日本にも及ぶのだろうか。仮に及ぶとすれば、どのサイトと連携するのか、興味深い。