ヤフーとブレインパッドは、データ分析とコンサルティングを専門とする合弁会社のQubital(キュービタル)データサイエンスを共同で設立した。
ヤフーは昨年11月、Yahoo! JAPANの個々の広告主が持つさまざまなデータとYahoo! JAPANのビッグデータを統合管理できるプライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)の提供を発表した。しかし、企業におけるマーケティング活動の中でビッグデータに注目が集まる一方、データを分析する人材が不足しているという課題が挙げられた。
そこで、Yahoo! JAPANの持つビッグデータと、ブレインパッドが培ってきたビッグデータの分析業務支援やソリューションなどに関するノウハウを活用すべく、キュービタルデータサイエンスの設立にいたった。
Yahoo! JAPANは3月より、広告主の要望に合わせ、専門のデータサイエンティストによる高度な分析と、コンサルティングサービスを提供していく。それぞれの広告主のデータとYahoo! JAPANのデータを活用し、マルチビッグデータの分析結果をビジネスへ活かすための支援を行う。