ヤフーとブレインパッドは1月24日、データ分析とコンサルティングを専門とする合弁会社「Qubital(キュービタル)データサイエンス」を設立した。
ヤフーは昨年11月、個々の広告主が持つさまざまなデータとヤフーのビッグデータを統合管理できるプライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)の提供を発表したが、企業のマーケティング活動の中でビッグデータに注目が集まる一方、データを分析する人材が不足しているという問題があった。
そこで、広告主の課題を解決し、ヤフーのデータ資産を最大限活用してもらうために、データ分析および関連サービスを専門とするブレインパッドと「Qubitalデータサイエンス」を設立。ヤフーは、広告主の要望に合わせ、それぞれの広告主のデータとヤフーのデータを活用した専門のデータサイエンティストによる高度な分析と、その分析結果のビジネスへの最適な活用を支援するコンサルティングサービスを3月より開始する。
これにより企業は、マルチビッグデータに基づいた効果的で効率のよい広告出稿のほか、マルチビッグデータの分析で得られた結果を企業のマーケティング活動全般に有効活用することが可能になる。