「Real Acoustic Sound」と「eVocaloid」の2音源に対応
ヤマハ「NSX-1」、「歌って」「奏でる」高音質でリアルな音源LSI
2013年10月24日 17時02分更新
ヤマハは10月23日から「Real Acoustic Sound」と「eVocaloid」の2音源に対応した次世代音源「NSX-1」の量産出荷を開始した。サンプル価格は2000円。
NSX-1はアコースティック楽器の微妙な変化を再現する技術をもとに開発した音源Real Acoustic Soundを使用。コンサートグランドピアノの音をもとにした音色など、30種類の音色をリアルなアコースティックサウンドで、通常の音源である「General MIDI」とReal Acoustic Soundを同時に使用して音を奏でることができる。
また専用音源eVocaloidによってバーチャルシンガーによる歌声も出力可能。「VOCALOID」の日本語女声ライブラリー「VY1」をもとに開発した専用ライブラリー「eVY1」を使用することで、力強く伸びのあるロングトーンの歌声を実現した。
NSX-1と連動したウェブアプリケーションや製品などを自由に開発できるよう、ライブラリーとサンプルウェブアプリケーションをオープンソースで公開する。