AndroidスマホでChromeを使っていたユーザーであれば、PC用Chromeとのブックマークの同期や、他端末のChromeで開いているページを確認できる機能などを便利に感じていた人も多いはず。iPhoneでもそれに近い使い方は可能だ。
iPhone向けにもChromeは用意されているが
その利便性は……
まずは、iPhone版Chromeをインストールする方法。iPhone向けにもChromeが用意されており、こちらはほぼAndroid版Chromeと同じように利用できる。
Chrome | |||
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価格 | 無料 | 作者 | Google, Inc. |
バージョン | 30.0.1599.16 | ファイル容量 | 23.5 MB |
カテゴリー | ユーティリティ | 評価 | (3) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 6.0以降 |
ただし、iPhoneでChromeを常用するのはやや難しい部分もある。まず、iPhone用Chromeは独自のレンダリングエンジンを使っていないせいか、Chromeの魅力である速度面でのメリットがない点。
また、iOSではAndroidやWindowsのように標準で利用するウェブブラウザーを変更できない。他アプリ、たとえばメーラーやSNS用ツールなどからウェブサイトを開く際は原則としてSafariに限定されている。また、ホーム画面にウェブサイトへのショートカットを作成できるのもSafariだけだ。
ブックマークだけならiCloud経由で同期する
ブックマークだけでいいなら、iCloud経由でiPhoneのSafariとPC用ウェブブラウザー間で同期が可能である。Windowsであれば、iTunesと同時に導入可能な「iCloud コントロールパネル」(最新版は3.0)をインストール。Internet Explorer、Firefox、Chromeというチェックボックスがあるので、同期したいブラウザーを選ぶ
あとはiPhone側でも[設定]→[iCloud]と進み、Safariをオンにするだけだ。これでウェブサーフィンもさらにはかどるはずだ。