主な収入源を広告収入が占めるフェイスブックにとって、モバイル広告収入をアップさせることは重要なビジネス戦略の1つ。数日前にフェイスブックは、ユーザーにモバイルアプリの利用を促すべく、モバイルアプリインストール広告に新機能を加えた。今回は、広告が写真や動画にも及ぶ発表を行った。
米フェイスブック傘下の写真・動画共有サービス「インスタグラム(Instagram)」は、公式ブログで新たな広告配信システムの導入を明かした。ユーザーの写真や動画に広告を表示できるようにするもの。企業や商品などのブランドをフォローしているユーザーはもちろん、フォローしていないユーザーにも広告写真・動画が表示されるようになる。
ユーザーは、非表示のフィードバックにより広告を表示しないように調整することも可能。広告の導入によるユーザー離れが起きないようにけん制しつつも、「お気に入りの雑誌のページをめくるときに、高品質の広告が見られるようにする」と、ブランドに対するファンの拡大に期待を寄せている。次々と策を繰り出すフェイスブックは、収益力の向上に余念がない。
関連サイト
インスタグラム公式ブログ
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