iPhoneカーナビ「マップルK」は
くまモンとコラボレーション
主にカーナビ内のソフトウェアを企画・開発してきたキャンバスマップルが、カーナビアプリの第2弾をリリースした。2012年6月に登場した「マップルナビS」のブラッシュアップ版で、「マップルナビK」という名称になる。Kとは、Kirei(きれい)、Kawaii(カワイイ)、Kokorozuyoi(こころづよい)の3つのKに由来している。
マップルナビ K | |||
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価格 | 900円 | 作者 | MAPPLE ON, Co., Ltd. |
バージョン | 1.3.0 | ファイル容量 | 1714.5 MB |
カテゴリー | ナビゲーション | 評価 | (3.5) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 4.3以降 |
マップルナビKのリリースを記念して、9月18日までは本来1400円のところ900円で購入できるキャンペーンも実施する。2014年の春データまで、無料で2回まで地図データの更新ができる。
今回の進化のポイントは地図の高速描写だ。昭文社の地図「スーパーマップル」と同じデータを地図データ使用する「マップルナビK」は、iPhone内にすべてダウンロードするので、電波がない場所でも地図が途切れないうえに、高速な描画処理を実現するOpen GL ESを採用し、キレイと速いを両立させたという。カーナビやPNDでありがちなカクカクしたスクロールではなく、スマホの地図アプリのようにサクサクヌルヌル動く。発表会で行なわれたデモンストレーションでは、山手線を一周させるのに何秒かかるのかといった実験をしたが、Apple純正のマップ、Googleマップを上回る速度で1周していた。
また、昭文社の地域振興活動の第一弾として、熊本県のゆるキャラ「くまモン」とコラボレーション。熊本県内に入ると、自車アイコンが自動的にくまモンに変化するなど、かわいいギミックが仕掛けられている。
いざというときに心強い「帰宅支援モード」も搭載された。これは、災害時に徒歩で帰ることになった場合、どのルートを通れば安全か、どこに避難所や救援スポットがあるのかなどを案内してくれるもので、見やすいアコンで危険地帯や水場などを教えてくれるなど、転ばぬ先の杖として役立つ機能である。
地図データは2013年春バージョンと新しいので、カーナビアプリを探している場合は候補のひとつにいかがだろうか?