駄菓子の定番「うまい棒」。サクサクとした軽い食感、懐かしささえ感じさせるジャンクな味わい、子供でも手軽に買える価格、どこか国民的マンガの主人公に似ているキャラクターなど、駄菓子に求められている要素を全て兼ね備えているといっても過言ではないだろう。
そんなうまい棒を食べるだけという、シンプル極まりないアプリが登場している。エムジェイガレイジが今日17日より配信しているiPhoneアプリ、「うまい棒をたべよう!」だ。
うまい棒をたべよう! | |||
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価格 | 無料 | 作者 | MJ GARAGE Inc. |
バージョン | 1.0 | ファイル容量 | 45.8 MB |
カテゴリー | エンターテインメント | 評価 | (5) |
対応デバイス | iPhone 3GS以降、iPod touch(第4世代)以降、およびiPad | 対応OS | iOS 5.0以降 |
解説文では、“国民的駄菓子「うまい棒」が登場する、画面をタップするだけの簡単操作で、誰もが気軽に楽しめるカジュアルゲームアプリです”とある。しかし完食しなければならない本数は実に30本という、カジュアルというにはかなりハードな内容になっている。30本なのは、おそらく問屋用の袋が30本入りで売られていることに由来するのだろう。
ゲームの内容自体は本当にカジュアルで、画面をタップし、うまい棒を食べるだけでいい。といってもそこは様々なバリエーションをほこる国民的駄菓子だけあり、実に多くの種類が登場。何度も噛まないと完食できないうまい棒も登場するばかりか、ときおりのどが渇くので水を飲んだりしなければならないという妙なリアルさもある。
成績や、様々な条件を達成すると、ここでしか手に入らない壁紙をゲットできる。もちろんうまい棒のキャラが全面にあしらわれているデザインとなっており、さながらやおきんミュージアムのような趣だ。
タップするだけでとにかくうまい棒を食べていくというシンプルなアプリゆえ、じっくり腰を据えて取り組むよりは、電車待ちなどにカジュアルに遊ぶのに向いているだろう。とはいえ、ルールが単純ということは、その制約の中でひたすら研鑽を積むのもまた楽しいはず。Game Centerに対応しているので、友人と競えるのもアツい。
まさしく題材となったうまい棒のような、いい意味でサクサクと楽しめる「軽い」ゲームアプリだ。やっているうちに、うまい棒をたくさん食べたくなってきた……という人も出てくるはず。しかし、アプリ内では「当ゲームのように、早食い、大食いはしないように御注意ください」と警告もされている。大食いはゲームに任せて、我々はタップしまくるべし!