米ヤフーが、先日のTumblr買収に続き、ゲーム関連企業の「プレイヤースケール(PlayerScale)」を買収したことが23日(現地時間)、わかった。Tumblrの買収でブログサービス事業に力を入れる動きを見せたと思ったら、今度はゲーム業界へ。長く低迷が続いていた米ヤフーが、その存在感を取り戻そうしているようだ。
プレイヤースケールは、2011年に設立されたゲームプラットフォーム開発企業。現在は世界中で1億5000万人を超えるユーザーが利用する多数のクロスプラットフォーム対応ゲーム向けのソフトウェアを提供しており、同社CEOのJesper Jensen氏によれば、毎日40万人以上のペースで新規ユーザーを獲得しているという。
同氏は、「私たちの目標は常に、開発者が最大の成功をもたらすために必要なインフラの構築や規模拡大などについて心配することなく、可能な限り最高のゲームを開発できるように支援すること」だと延べ、今回の買収について「ヤフーの人たちと我々は、この情熱を共有していることがわかった」とコメント。買収後も同社のサービスは継続するとも述べている。