シャープは2012年度(2013年3月期)の連結決算を発表。売上高は前年比微増の2兆4785億円(2011年度は2兆4558億円)、営業利益はマイナスの1462億円(同マイナス375億円)となったが、工場の減損処理や事業構造改革費用といった特別損失が加わり、最終利益はマイナス5453億円に達した。2011年度のマイナス3760億円に続き、2年連続の大幅赤字となる。
同社はまた社長人事についても発表している。現代表取締役社長の奥田隆司氏が退任して会長に、現代表取締役兼副社長執行役員プロダクトビジネスグループ担当の髙橋興三氏が社長に就任する。
奥田氏は2011年度の大幅赤字にともない2012年4月に社長に就任したばかり。2013年度は新体制のもとで50億円の黒字化を計画する。