テレビ・スマホの2画面表示、専用機なみの高音質、とにかくスマホを楽しめるテレビ
Miracast対応のスマホライフAQUOSは、こうして生まれた
2013年05月17日 11時00分更新
テレビ画面でマンガも楽しめるMiracast
―― スマートフォンとの映像も含めた連携としてはMiracastを採用されていますよね。この接続の仕組みを教えてもらえますでしょうか。
小笠原 MiracastはWi-Fiダイレクトで接続して映像を転送する方式で、去年9月ごろに策定されました。
門田 実は昨年末にMiracast対応のアダプターを発売しようとして認証機関まで通していたのですが、やはり内蔵の方がいいということでスマホライフAQUOSが生まれたのです。
―― スマホ側の対応機種については、どのようになっているのでしょうか。
小笠原 AQUOS PHONEの現行モデルという意味では、去年の夏モデル以降の機種で“ワイヤレス出力”に対応しているモデルが、Miracastを利用できます。また、今年の夏モデル以降はAndroid OSに標準で組み込まれる機能なので、一気に対応機種が拡大します。
門田 スマホとの接続はWi-Fiダイレクトの接続をセットアップさえしておけば、すぐにミラーリングができるようになっています。公表している数値では10mの距離まで対応しています。
―― Miracastなら、スマホに入っているコンテンツをそのまま画面に映せるということもあって、スマホで使っているあらゆるアプリケーションが対象になりますよね。
小笠原 そうですね。スマホに入っている動画や写真のほか、コミック・雑誌といった電子書籍も大きな画面で見られるようになります。また、YouTubeにもHQモードがあるので、このモードでミュージックビデオなどを見るとすぐに違いが分かるかと思います。