Googleは4月30日、iOS版Google検索アプリのバージョンを3.0にアップデートした。これにより、Android 4.1以上を搭載するスマートフォンで利用可能だった、Google NowがiPhoneやiPadでも利用できるようになった。
Google Nowは、スマホに登録しているカレンダーやスケジュール情報、GPSによる現在地情報などを連携させ、ユーザーが必要としている情報を予測して提示するというもの。
例えば、スケジュールに目的地を入れて登録すると、目的地までの所要時間を含めた情報を提示する。駅や空港に着くと、時刻に合わせて次の電車や便の出発時刻を教えてくれる。その他に天気情報、ニュースも提示する。
使い方は、App StoreからGoogle検索アプリをダウンロードし、Googleアカウントにログインする。次に設定で「Google Now」をオンにし、欲しい情報をオンにしていく。設定が終わるとアプリ画面下部にカードが提示される。
提示されるカードはGoogleアカウントに紐づいているので、キャリアメールアカウントやiPhone純正のカレンダーに載っている情報は提示されない。Google Nowを利用するなら、GmailやGoogleカレンダーに情報を載せる必要があると覚えておきたい。