ソニーから、4K(3840×2160ドット)解像度対応の「BRAVIA X9200A」シリーズなど、液晶テレビ5シリーズが発表された。各モデルのラインナップや予想実売価格は以下の通り。
ソニー液晶テレビ春のライナップ | |||
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機種名 | 画面サイズ(解像度) | 予想実売価格 | 発売時期 |
KD-65X9200A | 65V型(4K) | 75万円前後 | 6月1日 |
KD-55X9200A | 55V型(4K) | 50万円前後 | 6月1日 |
KDL-55W900A | 55V型(フルHD) | 32万円前後 | 6月1日 |
KDL-46W900A | 46V型(フルHD) | 24万円前後 | 6月1日 |
KDL-40W900A | 40V型(フルHD) | 17万円前後 | 7月5日 |
KDL-55W802A | 55V型(フルHD) | 28万円前後 | 6月1日 |
KDL-47W802A | 47V型(フルHD) | 20万円前後 | 6月1日 |
KDL-42W802A | 42V型(フルHD) | 14万円前後 | 5月3日 |
KDL-42W650A | 42V型(フルHD) | 10万円前後 | 6月1日 |
KDL-32W600A | 32V型(HD) | 7万円前後 | 6月1日 |
X9200Aは6月上旬発売予定。65V型の「KD-65X9200A」と55V型「KD-55X9200A」の2ラインナップとなる。
同社はすでに84V型の4K BRAVIA「KD-84X9000」(希望小売価格168万円)を投入しており、X9200Aの投入で3つの画面サイズの製品が揃うことになる。
X9000は左右に外付けの形でスピーカーユニットを装備していたが、新機種では左右のフレームの中にスピーカーユニットを埋め込む形で配置。それぞれに磁性流体スピーカーとパッシブラジエーター、ツィーターを搭載し、画面から音が出ているような感覚で映像と音を堪能できる。
また、本機は色域範囲が広い「トリミナスディスプレー」となっており、対応する同社のデジカメで撮影した写真や映像の色再現性を高めている。
そのほかの新製品はフルHD(一部はHD)解像度の機種となり、最高画質モデル「W900A」、高画質モデル「W802A」、ミドルクラスモデル「W650A」「W600A」の4シリーズが登場。いずれも4月中旬発売予定だ。
W900Aは4倍速のフルHD液晶パネルを採用し、トリミナスディスプレーに対応。スピーカー容積を大きくすることで音質を高めた「ロングダクトスピーカー」を搭載する。アクティブシャッター方式の3D表示に対応する。
W802Aは倍速のフルHD液晶パネルを搭載。パッシブ方式の3D表示に対応する。
W650A(42V型)とW600A(32V型)は付属のスタンドが壁掛け金具としても利用できるのが特徴。W650AはフルHDパネルだが、W600AはHD(1366×768ドット)パネルとなる。
全機種共通で画像処理エンジンに「X-Reality PRO」を採用。また、スマートフォン接続向けのケーブル規格「MHL」に対応するほか、「TV SideView」という新しいスマホ/タブレット向けアプリを提供する。