矢野経済研究所は12月19日、60代を中心とした男女1000人を対象に実施した「シニアのIT情報端末に関するアンケート」の調査結果を発表した。
調査結果によると、来年チャレンジしたいことがあると回答したシニア層では「旅行」(43.6%)が最も高く、次いで「運動・スポーツ」(29.4%)、「園芸・庭いじり・ガーデニング」(22.8%)、「スマートフォン・タブレット端末などの最新ITツール」(26.8%)が上位に挙がった。
また、同調査におけるシニア層の4割強は最新のITツールに関心があると回答し、ほしいと思っている最新のITツール(複数回答)は、「スマートフォン」(41.0%)、「タブレット端末」(30.2%)が上位項目だった。商品の購入基準は、機能やデザイン、ブランドよりも、使い勝手のよさを最も重視していることも分かった。
これらの結果から、同調査におけるシニア層の大半は日常的にインターネットを活用した情報収集を行い、ネットショッピングやネットバンキングのサービスを受けていることが判明。また9割がインターネットを使うことで生活が便利になっていると感じていた。
調査期間は12月。調査方法はインターネット形式。