NECパーソナルコンピューターは18日、15.6型ディスプレーを搭載するノートパソコンとしては世界最薄を誇るUltrabook「LaVie X」(PC-LX850JS)を発表した。発売時期は12月下旬の予定。ここでは豊富な写真も交えて製品を紹介しよう。
厚さはわずか12.8mm!
2012年7月に発表された「LaVie Z」が、徹底して軽量化を追求した製品であるのと同様に、LaVie Xは徹底して薄型化を追求した製品である。アルミ合金で包まれた本体の厚さはわずか12.8mm。フットプリントが大きいこともあり、薄い金属版のような印象を受ける。ボディーのアルミ合金には、やや青みがかった色になるよう表面処理が施されており、ヘアライン加工と合わせて金属的な質感を強調したデザインとなっている。
重さも軽く、約1.59kgとなっている。15型級のディスプレーを搭載してモバイルと呼べる重さの製品と言えば、パナソニックの「Let'snote B」シリーズがあるが、あちらの重さは1.9kg近く(ただし光学ドライブ内蔵)。それと比べてもLaVie Xは軽い。
また本体底面には吸排気口がなく、背面に2基のファンを内蔵して冷却するという独特の内部構造を採用している。