千趣会が運営するベルメゾン生活スタイル研究所は11月26日、日頃から食材を購入し料理をしている20~50代の女性2271人を対象に、アンケート調査「ふだんの食材」を実施し、その結果を発表した。
調査結果によると、ふだん食べる食材の安全性について聞いたところ、「非常に気にしている」人が14.9%、「わりと気にしている」人が61.9%と、76.8%が「気にしている」と回答。年代が上がるにつれ、食材の安全性を気にする人の割合が高まった。
有機野菜については、全体の62.9%が「興味がある」と回答。全体の90.1%が「購入経験がある」と回答し、そのうち「ふだん購入」「ときどき購入」を合わせると46.8%が定期的に購入していた。
有機野菜をふだん購入する人の購入先として、食材宅配が37%と上位に入った。食材宅配の利用者に利用理由を尋ねると「生産地が明確」、「無添加食材や有機野菜が手に入ること」を理由にあげる人が多かった。
同社はこれらの結果から、トレーサビリティーやオーガニック食材に特長を持つ食材宅配の需要はさらに女性生活者の間で高まると予測した。調査期間は11月5日から8日。
■「調査結果」(http://www.belle-desse.jp/report_live/096/live096.htm)