楽天は11月16日、同社が運営するインターネットショッピングモール「楽天市場」での商品別の売上データをもとに「楽天市場2012年ヒット商品番付」を選出した。
東の横綱は「酵素」、大関は「ハロウィン文化の定着」、関脇は「おうちでプロ級美容」、小結は「シニア犬食」、前頭 筆頭は「ネイチャーアクティビティ」、前頭 2枚目は「ダンス・エクササイズ」となった。西の横綱は「国民総スマホ」、大関は「リファービッシュ家電」、関脇は「グリーンスムージー」、小結は「LED第二世代」、前頭 筆頭は「新・防災需要」、前頭 2枚目は「タトゥーストッキング」となった。
2012年は、消費者が自身の生活の充実を図るため、新技術や新しい価値・文化を理解し、上手に付き合う「次世代型消費」が見て取れた。具体的には、機能性を増した「スマートフォン」や「タブレット」などの最先端機器、新技術により抽出された「酵素」、「ハロウィン」のコスプレ文化の台頭や「タトゥーストッキング」の普及が挙げられる。また、震災後に開発・改良された防災グッズや、LED電球対応のシーリングライトが売れ筋になるなど、新しい需要も生まれている。
来年のヒット予測としては、東が「シニアの孫消費」「アジアンフルーツ」「健脳グッズ」、西が「セキュリティ関連」「オーダーメイド」「男の美BODY」と予測した。