シャープから、同社液晶テレビのフラッグシップモデル「AQUOS XL9」シリーズが発表された。サイズラインナップと予想実売価格、発売日は以下のとおり。
製品名 | 画面サイズ | 予想実売価格 | 発売予定日 |
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LC-46XL9 | 46V型 | 28万円前後 | 12月15日 |
LC-52XL9 | 52V型 | 32万円前後 | 12月15日 |
LC-60XL9 | 60V型 | 38万円前後 | 11月30日 |
LC-70XL9 | 70V型 | 70万円前後 | 11月30日 |
LC-80XL9 | 80V型 | 100万円前後 | 12月15日 |
低反射パネルの4分の1の外光反射率!
蛾の目を応用した「モノアイ」パネル
XLシリーズの最大の特徴は「モスアイ」パネルを採用する点。モスアイとは“蛾(モス)の目(アイ)”の仕組みを応用し、液晶パネルの外光反射率を大幅に低減する技術。
光の反射は屈折率の違いの境目(反射界面)で発生するが、光の波長よりも小さい突起を設けることで反射界面をなくし、反射を抑えられるという。モスアイパネルはナノサイズの突起を設けたフィルムを液晶パネル前面に貼ることで外光の反射を低減。従来の低反射パネルの4分の1の外光反射率を実現している。
一方でパネルからの光は通過させるため、色の表現とコントラスト感をそのまま人の目に伝えることができる。
なお、モノアイのフィルムは大日本印刷が製造するが、技術自体はシャープが開発したものだという。
2.1chフロントサラウンドスピーカーを搭載
スピーカーはサブウーファーとステレオスピーカーの2.1ch構成となるが、ツィーターも内蔵しており低音から高音まで幅広くカバーする。
加えて、左右のスピーカーはそれぞれ独立した密閉型ボックスに収まっており、その面積も従来の2倍(70V型と80V型)になっている。これにより豊かな音域を実現しているという。
加えてヤマハの「AudioEngine」技術を採用した音質再生エンジンにより、クリアな音声と自然な音の定位を実現している。
録画機能ももちろん搭載
ユーザーインターフェースは、今年6月に発売された「AQUOSクアトロン GL7/G7」シリーズで初めて採用された「ビジュアルモーションガイド」を継承。
USB HDDへのダブル録画機能やAQUOS向けネットサービス「AQUOS City」などにも対応する。