見えない部分までキッチリと作り込むのがモノ作りの神髄!
ウスカルでしかも頑丈とくれば、つぎはそれを証明するためのデモンストレーションだ。CF-AX2を床に置き、遠藤がその上に乗る。PCに乗るのは気が咎めるという遠藤だったが、いざ乗ってみると結構ノリノリ。井上氏に、ここまで長い時間乗る方は少ないと言わしめていた。遠藤が必要以上に堅牢性を証明をしたあとは、チルト機構やHOLDスイッチについて言及。
そもそも、チルト機構を装備した理由に加え、変形させる際には自動的に収納されるなど、まさにモノ作り日本ココにあり!と言いたくなるような工夫の披露された。また、基本設計としてマザーボードUltrabookにしては大きいことをポイントに挙げ、じつは1枚の大きな基盤にするほうが、軽量で堅牢性にも貢献できるなど、他社のウルトラブックとは一線を画した設計など、こだわり設計が語られた。
最後に「素朴な疑問」と題して、読者からの質問を井上氏に投げかけ、その場で回答が話された。「軽量薄型化のために一番苦労したポイントは?」に対して「開発陣も苦労しましたが、企画の私も苦労しました。薄くしろと言ったら、そんな思想は俺らにはない!と断られました(笑)」などユニークな回答もあり、ちょっとした開発秘話も飛び出した。
厳しい意見の裏側には、Let'snoteシリーズへの愛も!
第2部は待望のタッチ&トライセッション。
参加者が机を囲み、思い思いにCF-AX2を触り始める。そこへ、第1部に登壇した、井上剛志氏、西田宗千佳氏、遠藤諭と、パナソニックでマイレッツ倶楽部を切り盛りする米田 弘史氏の4名が加わる。参加者がCF-AX2を触り、疑問に思ったことや製品に対する要望に回答する。
参加者のほとんどは、Let'snoteのヘビーユーザーで、CF-R1を持参するユーザーもいるなど、古くからLet'snoteを利用している参加者が多かった。それだけに「キーをもっと大きくできないのか」「やはりタッチパッドは丸いほうが使いやすい」など、厳しい意見も飛び交っていた。
とはいえ、一様にCF-AX2の変形機構の評価は高く、完成度の高さに納得していた。
批判的な意見も期待の裏返しという面が大きく、購入を前提にして、気になる部分を確認する参加者も多かった。
中には、従来はタブレットとモバイルPCを2台持ち歩いていたが、今後は1台で済むといった意見も多く、コンバーチブルPCの今後に、期待を感じさせながらイベントが終了した。
帰り際の参加者のコメントでは:
「やはりタブレットとして利用できるのは便利。しかもWindowsが使えるというメリットがある。購入して使いこなしたい」
「Let'snoteは堅牢性に優れ、安心して使えるPCで、コンバーチブル型も非常に気に入りました。今後も、いつでも、どこでも、ヘビーに使えるPCを期待しています」
といったものも寄せられ、CF-AX2に寄せられる期待の高さを感じさせた。そのコメントは動画でご覧ください!
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