ハイスペックで10万円以下 お手頃なUltrabook
前回は念願のUltrabookを手に入れた経緯を述べた。現在の主な用途としては、フリーソフトで画像ファイルの加工や、Webサイトのチェック、テキストファイルで文章作成など、仕事で使うことがほとんどである。ここで改めてLB-L450Sのスペックを見てみよう。
おもなスペック | |
---|---|
製品名 | LuvBook Lシリーズ |
製品型番 | LB-L450S |
価格 | 8万9880円 |
CPU | インテル Core i7-3517U プロセッサー(2コア/1.90GHz) |
メモリー | 8GB |
ストレージ | SSD 240GB |
光学ドライブ | ―― |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GT640M / インテル HD グラフィックス 4000(NVIDIA Optimus テクノロジ対応) |
ディスプレー | 14.0型 ワイド光沢液晶(1366×768ドット) |
インターフェース | USB 2.0×2、USB 3.0×1、HDMI×1、マルチカードリーダー |
通信機能 | IEEE 802.11 b/g/n |
同梱アクセサリー | コンパクトACアダプタ・ハードウェアマニュアル |
バッテリー駆動時間 | 約5.5時間 |
本体サイズ | 幅344×奥行き240×高さ21.0mm |
重量 | 約1.83kg |
オフィス | ―― |
OS | Windows 7 Home Premium 64ビット |
これだけのスペックで値段は8万9800円なので、お買い得な価格だろう。
キーボードはアイソレーションタイプ。キーピッチは約19mmあるので、タイピングしやすいサイズだと思う。ただ、右側のShiftキー、Ctrlキーは小さめ。キーストロークは約2mmとなっているが、打っている感覚としてはもう少し薄い感じがする。キーを強く打ってしまう癖がある私にとって最初は慣れなかったが、慣れてしまえば力を込めなくてもいいので疲れにくい。タイピングの音は小さく、静かな場所で打ち込んでも大丈夫だろう。
タッチパッドはボタン一体型で、左右のクリックボタンの区別がつきやすいよう手前側真ん中に縦線が入っている。サイズは約100×62mmと広く、触り心地は滑らかだ。2本指で拡大・縮小もできる。大きめのタッチパッドは、今後Windows 8にアップグレードするために役立つ。
LB-L450Sの最大の特徴はGeForce GT640Mを搭載していることだろう。3D描画性能がよく、PCゲームをするにはピッタリだ。しかし、前回も述べたように私はPCゲームをしないので、今回LuvBook Lは映画を観ることに適しているか確かめてみた。
(次ページ、「長時間の映画観賞にも耐えうる筺体とバッテリー」に続く)