コンパクトPCをいじくり倒す!! 「Endeavor ST160E」ロードテスト 第3回
効果絶大! ストレージをHDDからSSDへ!
「Endeavor ST160E」をSSD×2のRAID 0に換装!(前編)
2012年10月11日 17時00分更新
今シリーズ、ロードテストで取り上げるのは、エプソンダイレクトの「Endeavor ST160E」というセパレート型のデスクトップPC。最大の特徴は、そのコンパクトさにある。幅195×奥行き185mm×高さ75mmという極小サイズながら、パフォーマンスも十分に備えた「Endeavor ST160E」をいじくり倒す! 第3回目となる今回は、ストレージをSSD2基のRAID構成に換装! 第1回、第2回はこちら。
RAIDモードを確認! RAID 0構成にチャレンジ
前回、メモリーの16GB化で思いのほか効果が上がり、じつに上機嫌。この余勢を駆って、次はいよいよ本丸のストレージ周りに手を入れ、「Endeavor ST160E」を一気に「かっとびマシン」へと持っていきたい。要はHDDをSSDに換装して読み書き速度を向上させようというわけだが、この際なので2台のSSDでRAID 0(ストライピング)を構成する。
まず「Endeavor ST160E」のBIOS画面を呼び出してみると「SATA Configuration」に「RAID」モードを発見。ストレージをRAID構成に切り替え可能だ。これは脈あり。
次は肝心のSSDをどうするか。RAID化するためには最低でも2台必要だが、今回は「インテル Solid-State Drive 330」(以下、330)シリーズの180GBを2台使うことにした。同社のSSD製品では廉価シリーズにあたるが、SATA3.0(6Gbps)に対応しているし、シーケンシャルリードが500MB/s、同ライトが450MB/sと(180GBモデルの場合)、スペックも申し分ない。
ちなみに、現在の「Endeavor ST160E」の主なスペックは下記のとおり。
現在の「Endeavor ST160E」の主な仕様 | |
---|---|
CPU | CPU:Core i7-3520M(2.90GHz、ターボ・ブースト時最大3.60GHz) |
メモリー | 16GB(DDR3-1600、8GB×1)※2GBモデルを16GBに換装中 |
チップセット | インテル HM77 Express |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 4000 |
ストレージ | 250GB(SATA2、5400rpm) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ |
サイズ/重量 | W195×D185×H75mm/約1.8kg |
OS | Windows 7 Home Edition 64bit(SP1) |
(次ページ、「ストレージのRAID構成と光学ドライブ装備の二者択一」に続く)
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