基本は小麦・大麦・キャノーラ
酪農する時にトウモロコシを育てるべき
育てられる作物は、小麦・大麦・トウモロコシ・キャノーラ(アブラナ)の4種。ショップで牛を購入すれば酪農を実施してミルクを売却することも可能だ。もっとも、牧草やトウモロコシといった飼料を用意する必要があるので、ある程度操作に慣れてからのほうが良いと思われる。
収録されている重機は、ドイツファール、リザード、クローネ、ポッティンガーといった実際に存在する農業機械メーカーの重機。残念ながらヤンマーなどの日本メーカーはないようだ。
作物を育てて収穫し、いざ売却となったところで少し待っていただきたい。作物の売却相場は1日ごとに変化していく。PDAを起動して当日の相場を確認しよう。売却しようと思ったら相場が下がっていた、という時はサイロに貯蔵しておき値段が上がったら売却した方が良い。
また、作物を卸す場所によって売却できる作物や値段が異なってくる。醸造所は大麦・小麦が売却でき、製粉所では大麦・小麦・キャノーラが売却できる。港ではすべての作物が売却できるが、売却相場がかなり低い。ここでしか売却できないトウモロコシはいっそ売却するのを止めて牛の飼料にした方が良い。ミルクに関しては業者が勝手に回収に来るのでこちらの操作は不要。搾乳できる施設も用意されているのだが、残念ながら自動だ。
このような形で農場経営を進めていく。NPCや車も通行しているが、イベントなどもなくNPCにいたっては当たり判定すらない。マルチプレイで共同経営も可能だが、シングルプレイにいたっては、ただ黙々と作物を育てて良い重機を購入するだけだ。
説明すると、作物を育ててお金を稼ぐだけかと思うかも知れないが、それがいいのだ。「そろそろあっちの畑の開墾が終わったかな」「作物の相場が上がったからトレーラーに積んで売却しないと」などとプレイしていたら気付けば時間が過ぎ去り、朝になっている。銃を手に取り戦争するFPSや、冒険をするRPGも良いが、たまに畑に行ってコンバインを動かしている時間が、最近は心地いい。独り言が増えるゲームなのは間違いないだろう。
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