電通は8月27日、電通パブリックリレーションズ(PR)および電通マーケティングインサイト(DMI)と共同で、流行の先読みサービス「電通トレンドソナー」を開発した。
同サービスは、高感度な消費者へのリサーチ、有識者・専門家へのヒアリング、ソーシャルメディア上での口コミ分析を組み合わせることにより、様々なカテゴリーにおけるこれからの流行の兆しをレポーティングするサービス。
仕組みとしては、まずDMIが高感度な消費者のネットワーク「アンテナー」を活用して、流行の兆しの候補群を抽出。「アンテナ―」から抽出された兆しを精査するため、電通や電通PRが有する有識者・専門家ネットワーク「バリュエーター」へのヒアリングを行う。これらの同作業では、クライアントのニーズを組み込んで設計する。
最終的には「Valuator」によって精査された兆しに関するソーシャルメディア上での口コミ動向をチェックし、トレンドやブームを可視化する。サービス開始当初のレポーティング対象カテゴリーとしては、「食」、「ファッション」、「健康」、「主婦」「女子高生」「シニア」などを予定している。