書き込み編
○BDからの書き戻し
BDレコーダーの最大の利点は、録画した番組をBDに記録することで、ほぼ永久保存することが可能となるところ。その際は「ムーブ」となりHDDからデータが消去されることとなるが、いったんムーブした録画番組を内蔵HDDに書き戻すことが可能な「ムーブバック」機能が搭載されることが多くなった。これによって、一度BDに書き込んだ番組をBDレコーダーのHDDに書き戻し、CMカットなどの編集を行なってから再度BDに永久保存するというようなことも可能となっている。
さらに、従来製品では外付けHDDからBDへの録画番組のダビングが制限されることもあったが、このところの製品ではそれが緩和されつつある。
○対応BDメディアと書き込み速度
BDレコーダーががBD-R/-RE(25GB)、BD-R DL/-R DL(50GB)に対応するのは一般的になっている。さらに、3層で100GB、4層で128GBという高容量でデータを保存できる「BDXL」規格のBDメディアに対応した製品も増えている。連ドラをまとめて保存しておく場合などにはBDXL対応製品のほうがいいだろう。
なお、BDへの書き込み速度は、2倍速から4倍速程度である製品がほとんど。書き込み速度で画質が変わることはもちろんあり得ないが、たとえば1時間の地上デジタル番組(17Mbps)を書き込む場合、1倍速で30分、2倍速で15分かかるということになる。またその際は、書き込むBDメディアがその倍速に対応している必要がある。
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