富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく月曜日。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。
漢字の手書き入力は「キーボード→中国語-簡体字(手書き)」で設定
知らない単語や気になる場所などを、アプリで検索してさっと調べられるのが、iPhoneのいいところ。その際、ネックになるのが「読みがわからない漢字」だ。検索しようにも、漢字の読みがわからないので入力できず、調べられない……というシチュエーションは、意外とあったりするもの。しかし、そんなとき役立つテクニックがある。実は、iPhoneには日本語や英語だけではなく、様々な言語のキーボードが登録されている。その中に、手書きで漢字を入力できる中国語のキーボードがあるので、これを使って直接入力してしまえばいいのだ。
そのためにはまず中国語のキーボードを使えるようにしておく必要がある。「設定」アプリから、[一般]をタップ、[キーボード]をタップしてから[各国のキーボード]を選択し、[新しいキーボードを追加…]から[中国語-簡体字(手書き)]を追加。これでキーボードの追加は完了だ。文字入力のキーボード(あるいはテンキー)が出ている状態のとき、地球儀の形をした[キーボードの変更]ボタンをタップで、中国語の手書き入力ができるようになる。
Safariで読めない漢字を手入力、そして即ググる!
では実際に、手書き入力を使って検索してみよう。今回はSafariを使ってみる。まずアプリを起動し、URLの横にある検索欄をタップする。そこで[キーボードの変更]ボタンをタップ、あるいは長押しすることで、先ほどの手順で登録した中国語のキーボードを呼び出そう。このキーボードは文字をタップして入力するのではなく、画面下半分のスペースに漢字を直接書いていくというもの。書いている途中で右側に入力候補が出るので、それをタップすれば入力できる。そして、左の[捜索]をタップすれば検索が始まり、候補が表示されるというわけだ。
漢字が読めない、でも聞くのはちょっと恥ずかしい……という時に役立つテクニックだ。また、通常の変換ではなかなか出てこない、ちょっと変わった名前の人をメールなどで入力したい時にも使える。
このテクを使っている覆面:じまPさん
学生という立場柄、学術書や講義のプリントなどで、かなりの難読漢字に出会ったりします。そういう時にこの機能が地味に役立ちます。字が読めない……というのはもちろんのこと、「この読みで合ってたっけ?」と自信がない時にもオススメです。
この連載の記事
-
第223回
iPhone
iPhoneクラブがiPhone 6sを語る! 当然今年も買うよね! -
第222回
iPhone
iPhone 6と6 Plusでまだ迷ってる? 両ユーザーが討論 -
第221回
iPhone
iPad Air 2かiPad mini 3は買う? iPhoneクラブがまた集合 -
第220回
iPhone
iOS 8でバッテリーを消耗させているアプリを確認する -
第219回
iPhone
iOS 8なら、カギカッコや日付・時刻の入力がとにかくラク -
第218回
iPhone
iPhoneクラブもiPhone 6 Plusをゲット! 使った感想は? -
第217回
iPhone
iPhoneクラブがiPhone 6/6 Plusを語る! 買うのはどっち!? -
第216回
iPhone
使ってる? iPhoneで辞書を引くのは超カンタン -
第215回
iPhone
iPhoneで写真に文字を入れたいなら「Hihumi」が便利 -
第214回
iPhone
iPhone 5sをリアル紛失! そのとき覆面が取った行動は…… -
第213回
iPhone
iOS 7ならロック画面でもタイマーの残り時間を確認できる - この連載の一覧へ