毎年恒例のコンピューター関連総合見本市「COMPUTEX TAIPEI 2012」が、5日から台北にて開催される。それに先立つ4日には、先陣を切ってエイサーが新製品を多数発表した。いずれも魅力的なWindows 8対応製品で、市場に投入されれば「Windows 8でパソコンも変わった」という大きなインパクトを与えそうだ。詳細仕様は未発表で、発売日や価格は未定。
超薄型Ultrabookでもタッチ対応
Aspire S7
「Aspire S7」シリーズは、Windows 8に対応したマルチタッチディスプレーを備えるUltrabookである。13.3インチディスプレー搭載モデルと、11.6インチディスプレー搭載モデルの2種類がラインナップされる。いずれの機種もフルHD解像度のディスプレーを備えるという、高解像度が特徴のひとつである。
11.6インチモデルはアルミ合金製のボディーを備え、9時間のバッテリー駆動時間を誇る。ディスプレーはタッチパネル、キーボードはバックライト内蔵ながら、非常に薄く軽いボディーを実現している。
一回り大きな13.3インチモデルは、ボディー天板に強化ガラス素材を使用して、「Glossy Design」と「最薄のフルHDタッチ対応Ultrabook」を標榜している。これはライバルであるASUSTeKが、すでにフルHD対応のZENBOOKを発表していることを意識したコメントだろう。驚きなのはバッテリー駆動時間で、12時間以上をうたっている。
ディスプレーが回転する27インチ一体型
Aspire 7600U
ディスプレー一体型デスクトップの「Aspire 7600U」は、搭載する27インチフルHDディスプレーのアーム部分が稼働して、自由に角度を変えられるのがウリの製品だ。角度が変わるだけなら、レノボの「IdeaCentre A720」がすでにあるが、Aspire 7600Uのディスプレーは上下方向に回転するピボット機能を搭載。巨大な27インチディスプレーを縦置きで使うことも可能になっている。また、マルチタッチは最大64ポイントの検出が可能とのこと。
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