ソニーは、「VAIO S」シリーズの15.5型ノートモデル新製品として、「VAIO S 15」(SVS15119FJB・S)を発表した。発売は6月9日予定。価格はオープンプライスで、店頭想定価格は約17万円。
VAIO S夏モデルでは、2種類のグラフィックス機能を切り替えられる「パフォーマンス・スイッチ」が強化され、CPU内蔵のみ搭載時も「SPEED」モードが利用できるようになった。SPEEDに変更すると、「OS Plan」がハイパフォーマンス、「ファンコントロール」がバランスの状態となる。
また、VAIO Sシリーズ共通でスロットインタイプの光学式ドライブを内蔵。ボトム部分がフラット化したことで本体剛性が強化された。HDDプロテクション機能も第4世代となり、傾きセンサーによる衝撃回避が可能だ。
このほか、スタンバイ機能「Rapid Wake + Eco」を採用し、液晶を開けるとすぐに作業を再開可能。ソニー独自のデータ保護ソリューションにより、液晶を閉じた直後に作業状態をキャッシュとして保存するため、電源が落ちてしまってもデータが失われることはない。
「VAIO S 15」
VAIO S 15は、CPUとして4コアのIntel Core i7-3612QM(2.1GHz)、グラフィックス機能は、Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)+NVIDIA GeForce GT 640M LE(1GB、Kelper版)を搭載。メモリーは4GB(最大12GB)、ストレージは約750GB HDD。光学式ドライブはBlu-ray Discドライブ。最大解像度1920×1080ドットのIPS方式液晶ディスプレーを採用している。インターフェースはUSB 3.0端子×2、USB 2.0端子、HDMI端子、アナログRGB端子、131万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0+HS、ポートリプリケーター端子。
バッテリー駆動時間は約6時間。サイズ/重量は約幅380×奥行き255.4×高さ23.9mm/約2kg。
なお、VAIO S 15のVAIOオーナーメードモデルでは、ストレージとして、VAIO Zシリーズでおなじみの第3世代SSD RAIDを指定可能となったほか(容量128/256/512GB)、500/640/750GBおよび1TB HDDも指定できる。
主なスペック | |
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製品名 | VAIO S 15 |
型番 | SVS15119FJB・S |
店頭想定価格 | 約17万円 |
CPU | Intel Core i7-3612QM(2.1GHz) |
チップセット | Mobile Intel HM77 Express |
メインメモリー | 4GB(最大12GB) |
ディスプレー(最大解像度) | 15.5型ワイド(1920×1080ドット)、LEDバックライト |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)+NVIDIA GeForce GT 640M LE(1GB、Kelper版)、パフォーマンススイッチで切り替え |
ストレージ | 約750GB HDD |
光学式ドライブ | Blu-ray Discドライブ |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、WiMAX |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子、HDMI端子、アナログRGB端子、131万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0+HS、ポートリプリケーター端子 |
カードスロット | メモリースティック Duoスロット、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット |
テレビ機能 | ― |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、デジタルモノラルマイク、Dolby Home Theater v4 |
本体サイズ/重量 | 約幅380×奥行き255.4×高さ23.9mm/約2kg |
バッテリー駆動時間 | 約6時間 |
OS | Windows 7 Home Premium SP1(64bit) |