電通は5月21日、15~59歳の男女7069人を対象に、スマートフォンとスマートタブレット端末のユーザー利用実態調査を行い、その結果を発表した。
調査結果によると、スマートフォン(スマホ)とスマートタブレット(スマタブ)端末のユーザーの51%は、パソコンとスマホの3機器を併用していた。
現在の普及率はパソコンが91%、スマホが29%、スマタブが7%。スマホ利用者もスマタブ利用者も、9割以上がパソコン、スマホ、スマタブのいずれかをセットで利用し、単独利用は少数派だった。特にスマタブ利用者では51%が、パソコンもスマホも併用していた。
スマホからの「コンテンツ利用」「ネットショッピング」も活発で、各利用者の合計
は6600 円となっていた。そのうち、ネットショッピング分が5070 円を占めた。スマタブの消費額はさらに高額で、各利用者の合計は1万1780 円。そのうちのネットショッピング分は、スマホを大きく上回る7980 円だった。
調査方法はPCインターネット調査、調査時期は3 月23 日~27 日、サンプルはスマホ調査が800 サンプル、 スマタブ調査が400サンプル 。
■「調査結果」(http://www.dentsu.co.jp/news/release/2012/pdf/2012057-0521.pdf)