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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第6回

横幅4800ドットを実現! 「VAIO Z」でマルチディスプレー

2012年03月19日 11時00分更新

文● 高橋量

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マルチディスプレー化の設定手順

 設定方法は簡単だ。Power Media Dockと外部ディスプレーを接続した状態で、AMDのディスプレーユーティリティ「Catalyst Control Center」を起動。「デスクトップとディスプレイ」→「AMD XGPドッキングステーション」と選び、「追加ディスプレイを有効化」を選択する。

Power Media Dock接続時のディスプレー設定を行なう「Catalyst Control Center」

「デスクトップとディスプレイ」→「AMD XGPドッキングステーション」と開き、「追加ディスプレイを有効化」をクリック

 次に、デスクトップの右クリックメニューから「画面の解像度」をクリック。開いた画面の「複数のディスプレイ」を「デスクトップをこのディスプレイに拡張する」に設定。これで、複数のデスクトップを利用可能となる。

 なお、今回は3台の外付けディスプレーを用意できなかったため、2台接続したトリプルディスプレー環境で解説している。本来は最大3台まで接続できることをご了承いただきたい。

Windows 7の設定で複数のディスプレーを認識させた状態。左から1280×1024ドットのアナログRGB接続ディスプレー、1920×1080ドットのHDMI接続ディスプレー、VAIO Zの液晶ディスプレーと並ぶ

 液晶ディスプレーの並び順を変える場合は、画面の解像度設定でディスプレーをドラッグ&ドロップして操作する。たとえば、VAIO Zの右隣にディスプレーを配置しているなら、ディスプレーのイメージを右にドラッグすればよい。上の画面を例にすれば、(3)のディスプレーを(1)の右にドラッグする感じだ。

 複数のディスプレーを接続すると、デスクトップが格段に広くなる。あまりにも広すぎて、最初はちょっと戸惑ってしまうほどだ。しかし実際にウィンドウをいくつか配置してみると、スグにその便利さを実感できる。

トリプルディスプレー時のスクリーンショット。念のため書いておくが、これは合成した画像ではなく、ひとつの大きなデスクトップとして撮影したものだ。黒い部分はディスプレーごとの解像度の違いを埋めるための空白で、実際の画面には表示されない

 ネットや資料を見ながら作業を行なうには、十分なスペースだ。隠れているウィンドウを再表示させる手間が必要ないので、作業は格段にはかどる。複数のディスプレーのうち、ひとつは動画を表示するといったことも可能だ。仕事の効率をアップさせたいなら、ぜひマルチディスプレー化を検討するといいだろう。

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