スタイライフは3月14日、子会社のハイマックスの保有全株式をスクロールに譲渡すると発表した。
ハイマックスは、豆乳をベースとした基礎化粧品を電話やインターネットを通じて販売する事業会社として、2008年に同社の連結子会社となり、コスメ事業の中核企業として展開してきた。
スタイライフは、ハイマックスが連結グループとなることで、コスメ事業を新たな収益基盤にできると考え、インターネット通販ノウハウの提供やシステムの構築支援、相互送客などの連携をおこなってきた。
しかし、当初期待していたシナジー効果は見出せず、当期のコスメ事業が営業損失の見通しとなるなど同社の業績低迷を受けたため、通信販売事業を展開するスクロールにハイマックスの株式を譲渡することを決定した。
また同社は、主力のファッションコマース事業の抜本的な立て直しに経営資源を集中し早期に業績回復を図る。