Eストアーは、社内のネット通販事業者(1万4560店)についてインターネット広告の有無と売上件数に関する調査を実施し、その結果を発表した。
調査結果によると、キッズ・グルメ・インテリアなどの女子向け商品を販売する店において、広告実施店舗は、同カテゴリーの広告なし店舗と比較すると、3~5倍以上の注文があることが判明し、広告効果が極めて高いことがわかった。
一方で、自動車・家電・スポーツ・ホビー・CDなどの男子向け商品を販売する店は、同カテゴリーの広告なし店舗と比較すると1.8倍以下の注文にとどまり、広告の効果が女子買い商品よりも低いことがわかった。
本調査からEストアーでは、店舗の売上アップには、衝動買い需要の高い女子買い商品ならびに非型番商品と、ブラウス、スカートなどの品種名での検索品はインターネット広告が有効であり、型番や指名買い、目的買い需要の高い男子買い商品はSEO対策が有効であると分析。また、CD・DVD・本などは倍率が1.0を割り切り、広告効果は極めて低いと分析した。