iPhoneではタッチパネルを紙に見立てて、イラストや文字などを指で書く(描く)ソフトが山のように出ている。しかし、その手描きをソーシャルゲームに生かした例となると前代未聞(少なくとも筆者は)。ユードーの「テガキモンスター」は、自分で手描きしたモンスターを戦わせるのがウリの新作アプリだ(手違いにより、App Sotreには「テガキモン」として登録されているが、修正される予定)。
18日、Apple Store Ginzaにて開かれた製品発表会では、NHK教育テレビの番組「つくってあそぼ」に出演する「ワクワクさん」こと久保田雅人さんが出演し、自分でオリジナルのキャラを作れるゲームの楽しさをアピールしていた。
“画伯”の参戦求む!
ゲームは、まずモンスターを作るところから始まる。ペンやカラーパレット、消しゴムなどを活用し、120秒以内で描いていこう。そのイラストや名前によって、攻撃力や防御力といったモンスターのパラメーターが変わる。絵の上手下手は強さに影響しないそうなので、思うままに描いてみるべし。
そうして作成したモンスターを使って、ミッションをこなしたり、ほかのユーザーとバトルする。バトルに勝利すると、手描きの時間と経験値がもらえる。手描きの時間をためて、また新たなモンスターを描いて手持ちを増やしていこう。最大5体まで保持しておける。
そうした手描きでモンスターを作るというゲームなので、製品発表会に、いつも教育番組で身近にあるもので工作しているワクワクさんが呼ばれたというワケだ。いつも一緒に番組に出演しているゴロリについては、「あれはお留守番。2人とも銀座にきちゃうとわくわくさんのお家が留守になっちゃうから」とコメントして、会場を笑わせていた。
トークでは「自分のオリジナルを作る喜びを伝えたい」と情熱的に語っていたのが印象的だった。番組は1990年スタートで、20年以上も続いている。その経験をふまえて「既製品は誰でも持てる。自分だけが作れば本当に自分のモノ。それは心を豊かにする。『これは俺が作ったんだ』って喜びは大切」とコメントしていた。
YUDO-IDは、例えば、PIANOMANで遊んでいるユーザーがテガキモンスターで特殊なシールを手に入れるといった具合にアプリをまたいだ仕掛けにも使われる予定だ。
テガキモンスターの初期バージョンでは課金の仕組みを実装し忘れた(!)そうで、現在は行動ポイントでアイテムを購入できる。アプリ配信スタートを記念して、ガチャが通常より低いポイントで遊べるキャンペーンなども実施しているので、ぜひ興味のある人は「テガキモン」で検索してダウンロードしてみよう!
テガキモンスター | |||
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価格 | 無料 | 作者 | Yudo |
バージョン | 1.0.0 | ファイル容量 | 8.5MB |
カテゴリー | ゲーム | ユーザーの評価 | (3.5) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 3.0以降 |