「ZP2」はゲームに求められる低遅延と高画質を兼ね備えた実力派
先週開催された「東京ゲームショウ2011」(関連記事)では、ハード/ソフトともに多数の新作が発表されて大盛況だったが、あの会場にはゲームとは直接関係のない“ある機器”が、メーカーの垣根を越えて、数多く登場していた。
それが東芝の薄型テレビ「レグザ」。ゲームのディスプレーとして薄型テレビは欠かせないもの。実は、この傾向は数年前から続いており、今年の東京ゲームショウでは、コナミ、スクウェア・エニックス、カプコンなど、国内を代表する大手メーカーが東芝の「レグザ」をディスプレーとして使用していたのだ。
この理由は、言うまでもなく「レグザ」がゲームに強いからだ。
薄型テレビとしては画期的な低遅延を実現したゲーム用の画質モードを備えているし、ファミコンなどの古いゲーム機をくっきりとした映像で表示できる「レトロゲームファイン」や、PSPのゲーム画面をテレビ画面いっぱいに表示できる「ポータブルズーム」など、各ゲーム機に対応した数々の特徴を持っている。
「ゲーム用のテレビなら、レグザ」。こんな評判も、ゲームファンの間ではごく当たり前のことだ。そこで今回は、ゲーム用としてさらに実力を高めた「26ZP2」を使い、その実力を改めて検証していきたい。