セシールは9月5日、過去に保険代理店事務に関わる委託をしていた関係者より、顧客情報が不正に取得され、第三者に売却されていた可能性が高いと発表した。
現時点で顧客情報の不正使用などの事実は報告されていないが、同社は本件について警察に報告する予定。また、対象となる顧客に対しては、書面にて事情を説明するとともに、万一、不正使用による被害が発生した場合の連絡先などを案内している。
流出件数は3万4693件、流出項目は同社顧客番号、氏名、郵便番号、住所、電話番号、生年月日、年齢、性別。クレジット番号や口座情報は含まれていない。
流出認識日は9月2日、他社からの情報提供によって発覚。情報提供に基づき、売却先である名簿販売業者から当該データを入手して分析したところ、同社の顧客情報のデータを確認した。なお、同委託先との委託契約はすでに2009年10月にて解消済み。