Lenovo Ideaシリーズ大研究 第62回
普段使いのネット環境にオススメ! 無線LAN搭載もポイント
省電力CPUならではの静穏性、Lenovo C205を使う
2011年05月13日 11時00分更新
ネット専用機として使いたい
搭載しているメモリーは2GBで、HDD容量は320GB。最近のマシンとしては抑えめのスペックだが、初心者が購入するボードPC、あるいはネットやSNSの利用を中心に考えているならばこれで十分だろう。
光学式ドライブはDVDスーパーマルチドライブだ。本体右側面から引き出せるトレイの動きには若干遊びがあるが、乱暴に扱わなければ問題ないだろう。ディスプレーの画面解像度は1366×768ドット。画面サイズが18.5型ワイドと大きいため家庭での映像鑑賞には便利だ。実際にDVDを再生してみても、操作や映像表示に不満を感じることはなかった。
Lenovo C205は無線LAN(IEEE802.11b/g/n)をサポートしているため、すっきりしたネット環境を構築しやすい。リビングなど家族が集まる場所にPCを置く場合、有線LANではケーブルの取り回しが面倒。しかし、無線LANを利用すれば、設置の際に考慮するのは電源ケーブルの長さとコンセントの位置だけ。部屋のレイアウトに合わせやすくなるのだ。
本体と同色でまとめられたキーボードとマウスが付属
付属するキーボードとマウスにも触れておこう。マウスはUSB接続、キーボードはPS/2接続でいずれも有線だ。全体的に白を基調としている中で、オレンジ色のパーツを1つだけ配置するという共通デザインを採用している。
3ボタンのレーザーマウスは、スクロールホイールだけがオレンジ色だ。キーボードは、右上部分にある「LVT」と印刷されたボタンがオレンジ色になっている。このボタンは、別途紹介するレノボ独自のランチャーソフト「Lenovo Vantage Technology Start Center」を呼び出せる。
キーボードはテンキー付きで、たっぷりとした余裕のあるフルサイズだ。一見薄型だが、実際に文字を入力してみるとしっかりと押し込める。タッチは柔らかく、手に負担がない印象だ。背面にケーブル用のガイドが彫り込まれており、出口が左右と中央の3ヵ所に設けられているのは面白い。設置レイアウトに合わせてケーブルの取り回しを調整すれば、有線キーボードでもわずらわしさを感じずに済みそうだ。
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