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ニッセン、関連会社・通販物流サービスを子会社化

2011年04月25日 09時46分更新

記事提供:通販通信

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 ニッセンホールディングスは4月21日、豊田自動機器から同社の持分法適用関連会社である通販物流サービスの株式50.5%を取得し、完全子会社化すると発表した。

 子会社化の理由として、同社グループが中長期的な企業競争力を強化するため、素材調達、生産地多極化、輪配送スピードアップなどの通販サプライチェーンの改善や、顧客サービスまでを含めたサプライチェーンの全体最適化を目指した通販事業の構造改革をあげている。

 具体的には、今後、調達先や生産先の集中と分散、販売のグローバル化を見据えた輪送ルート・海外から日本への輸入ルートや頻度の見直し、国内の拠点分散化と配送ルートの見直しなど、国内物流ワークの再構築やインターネット限定商品をはじめとしたネット販売に適した商品調達体制の整備、提携も含めた物流事業の外販を行うための仕組み構築などを進める。

 株券引き渡し期日は5月20日。株式取得後も、同社は豊田自動機器から、継続的に改善活動の支援を受ける予定だ。

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