Lenovo Ideaシリーズ大研究 第57回
普段使いに最適な、レノボのコストパフォーマンス機
3万円台で買えるシンプルノート 「Lenovo G560e」
2011年04月29日 11時00分更新
コストパフォーマンスの高さに注目
レノボのノートPCの中で、特にコストパフォーマンスに力を入れて作られているのが「Lenovo G」シリーズだ。ビジネスでもホームユースでも扱いやすい性能のPCを求める一般的なユーザーにとって、もっとも使いやすい必要十分な機能を詰め込み、お手頃価格でまとめている。本稿では、その中でも特に安価に購入できる15.6型ノートの最新機種「Lenovo G560e」(105052J)を紹介する。
発売時期:2011年3月
※性能と価格のバランスについてより詳しく知りたい方は関連記事:Lenovo G560eの性能検証も合わせてお読みください。
15.6型ワイド液晶、テンキー搭載のエントリーノート
レノボのPCブランドは、コンシューマー向けに気軽に楽しめることを重視した「IdeaPad」と、ビジネスで使うパワーユーザー向けの「ThinkPad」が有名だ。そして、個人と法人、ホームとビジネスという形でターゲットを絞ったこれら2ブランドに対して、「エッセンシャル」と呼ばれる「Lenovo G」シリーズが存在する。このシリーズは、必要な性能をしっかり備えながらも購入しやすい価格というテーマで作られている。個人、法人を問わず「必要十分」を求めているユーザーがターゲットなのだ。
そのLenovo Gシリーズには、14型液晶を搭載しているモデルと、15.6型液晶を搭載しているモデルがある。メインとなるのは15.6型液晶搭載タイプで、2011年に入って発表された2つの15.6型液晶搭載モデルのうち安価なモデルが「Lenovo G560e」(105052J)となっている。
Lenovo G560eのトップカバーは黒く見えるくらい深いダークブルーだ。マットな質感で、光りが当たっても反射しないためにあまり青という印象は強くなく、とても落ち着いた雰囲気になっている。表面にはライン状(横縞)のエンボス加工が施されており、手で持った時には軽くひっかかる感触だ。15.6型ワイド液晶搭載というサイズと、約2.6kgという重さを考えると常に持ち歩くユーザーは少ないだろうが、ちょっとした移動時でも手が滑らない安心感がある。
トップカバーの隅には、シルバーのロゴがワンポイントであしらわれている。鏡面加工されているロゴがわずかに光るだけの落ち着いたデザインで、男性にも女性にも使いやすい仕上がりになっている。ビジネスユースでも家庭でも利用しやすいだろう。
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