ThinkPad L420、L520
企業向けのメインストリーム製品に位置付けられる「ThinkPad L」シリーズからは、「ThinkPad L420」と「ThinkPad L520」の2機種が発売された。両機種とも価格性能比を重視した製品となっている。
L420は14.0型/1366×768ドットのディスプレーとCore i7-2620M(2.70GHz)、Core i5-2520M、Core i3-2310Mのいずれかを搭載し、重さは約2.61kg。L520は同じCPUと15.6型/1366×768ドットのディスプレーを搭載し、重さも同じ約2.61kgとなっている。光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを内蔵するが、交換はできない。価格重視の製品であるため、独立GPUや高解像度ディスプレーは用意されていない。
OSにはいずれもWindows 7 Professionalを搭載。予想実売価格は、L420が11万4450円、L520(7859RZ8)が11万4450円。本日から販売される。
ThinkPad Lシリーズのラインアップ | |||||
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製品名 | ディスプレー | CPU | GPU | 重さ | 予想実売価格 |
ThinkPad L420 | 14.0型 1366×768 | Core i3-2310M 2.10GHz | CPU内蔵 | 2.61kg | 11万4450円 |
ThinkPad L520(7859RZ8) | 15.6型 1366×768 | 11万4450円 |
ThinkPad W520
モバイル・ワークステーションと称する大型ノートの「ThinkPad W」シリーズからは、「ThinkPad W520」が発売された。この機種のみ、直販でのCTO方式でのみ販売される。
高性能なコンポーネントを選択可能な点が特徴のひとつ。CPUには最高で、クアッドコアのCore i7-2920XM(2.50GHz)を選択可能なほか、独立GPUとしてNVIDIAのQuadro 2000M/1000Mを選択可能としている。さらにメモリーは最大で32GBを内蔵可能など、ハイスペックな構成が可能だ。
ディスプレーサイズは15.6型だが、解像度は1600×900ドットとなっている。光学ドライブを内蔵し、重さは約2.67kg。
価格は15万5820円から。3月30日から販売の予定。