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鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」 第22回

CELL REGZAの画質を一部継承……その実力は!?

東芝「LED REGZA 47ZG1」の3D画質に迫る

2010年12月01日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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USB HDDに加えてNASにも保存できる
多機能なREGZAの録画機能は健在

トリプルチューナー搭載なのでB-CASカード2枚差しとなる

トリプルチューナー搭載なのでB-CASカード2枚差しとなる

背面のUSB端子にHDDを接続することで、録画が可能

背面のUSB端子にHDDを接続することで、録画が可能

 録画機能は、USB HDDとLAN HDD(NAS)に対応しており、リモコンのボタンでダイレクトに操作できるほか、「レグザリンク」のメニューを使って複数のHDDを切り換えることなどが可能。録画した番組は、ネットワーク経由でのダビングにより、同社のBDレコ「REGZAブルーレイ」に書き出すことで、BDなどに保存することができる。

 地デジチューナーは3つ搭載しており、ダブル録画しながら同時に別のチャンネルの地デジ放送を視聴することも可能。番組本編とCMなどで自動的にチャプターを分割する「マジックチャプター」や、チャプター編集機能も備えており、ちょっとしたBDレコと同等の機能が盛り込まれている。

「レグザリンク」のメニューボタン。BDレコの操作のほか、外付けHDDの操作などもここからできる

「レグザリンク」のメニューボタン。BDレコの操作のほか、外付けHDDの操作などもここからできる

HDMI連動設定では、テレビの電源オンなどに連動して、対応機器の電源オン/オフを細かく設定できる

HDMI連動設定では、テレビの電源オンなどに連動して、対応機器の電源オン/オフを細かく設定できる

「レグザリンク設定」では、USB HDDやLAN HDDの設定が可能。USB HDDは4台(登録は最大8台)、LAN HDDは最大8台まで同時接続できる

「レグザリンク設定」では、USB HDDやLAN HDDの設定が可能。USB HDDは4台(登録は最大8台)、LAN HDDは最大8台まで同時接続できる

「録画再生設定」では、携帯電話を使ったリモート予約や、放送中の番組を録画した場合の録画時間などの設定が可能

「録画再生設定」では、携帯電話を使ったリモート予約や、放送中の番組を録画した場合の録画時間などの設定が可能

 このほか、HDMIリンク機能では、BDレコをはじめとして、同社のAVノートパソコン「QOSMIO」や、ヤマハ/オンキヨー/デノン/パイオニアのAVアンプ、ホームシアター機器との連動ができるなど、多彩な機器に対応している。

 また、Z1/ZG1シリーズでは、Windows 7マシンとの連携(Digital Media Controller及びDigital Media Server)にも対応し、REGZA側の操作でLAN上のPCを起動したり、Windows 7側での操作でREGZAをコントロールすることなどが可能だ(関連情報)。


細かいカスタマイズができる電子番組表

番組表は「レグザ番組表・ファイン2」。ジャンル色分け表示への対応など、より見やすくなっている

番組表は「レグザ番組表・ファイン2」。ジャンル色分け表示への対応など、より見やすくなっている

番組表の表示切り替え。左から文字サイズ/ジャンル色分け/表示チャンネル数、表示時間数。自分の好みに合わせて細かく設定できる

 録画や番組検索を行なう番組表機能は、基本的に全シリーズ共通で、より視認性が改善されたものとなっている。表示チャンネル数や文字サイズなどを細かくカスタマイズできるのが特徴で、自分の使いやすいように設定できる。

表示チャンネル数6ch、表示時間4時間、文字サイズを「大きく」とした最大表示の例

表示チャンネル数6ch、表示時間4時間、文字サイズを「大きく」とした最大表示の例

 テレビ録画に対応しているためもあるが、番組表の見やすさはかなり優秀で、番組内容の説明などもかなり充実している。

番組検索は、ジャンルとキーワードなどを組み合わせた詳細な検索が可能。検索設定では複数のキーワードを登録しておくことができる

番組検索は、ジャンルとキーワードなどを組み合わせた詳細な検索が可能。検索設定では複数のキーワードを登録しておくことができる

ZG1シリーズの場合は、3D番組の検索項目も追加されている

ZG1シリーズの場合は、3D番組の検索項目も追加されている

 番組検索も、詳細な検索まで行なえるもので、本機の場合は3D番組の検索にも対応する。機能性や操作のしやすさはシリーズ共通だが、なかなかに使い勝手の良いものに仕上がっている。

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