ルーク19は11月1日、同社が運営するインターネット通信販売サイト「サンプル百貨店」の会員46万3360人の個人情報が流出したと発表した。
同社によると、9月18日に会員から「不動産販売会社からの勧誘電話があった」「サンプル百貨店で使用しているハンドルネーム宛の電話があった」などと苦情が増加。
社内調査の結果、10月16日にリクルートスタッフィングの派遣社員が「サンプル百貨店」会員情報を不正に持ち出し、名簿取扱業者11社に販売したことが分かった。同社は既に、所轄警察署に盗難届けおよび被害届を提出、経済産業省への報告も行っている。
流出した情報は、会員の氏名、メールアドレス、性別、年齢、電話番号、血液型、住所、趣味分野、生年月日、職業、業種など。
同社は流出に対する対応として、派遣社員が販売した名簿業者11社に対し、個人情報の元データを返却し、記録した媒体を破棄する同意書を取り付け、現在は終息に向かっていると説明。また、同社会員に対し勧誘などの電話がかかってきた場合は、差し止め請求がされていることを伝えたうえ、同社カスタマーサポートまで連絡をするよう求めている。