エプソンダイレクトは26日、小型デスクトップパソコン「Endeavor ST150E」を発表した。同日から受注を開始する。
Endeavor ST150Eは、筐体の容積が2リットル台の超小型デスクトップ「Endeavor ST125E」の後継となる、ビジネスユース向けの省スペースデスクトップパソコンである。従来機種はCore 2 Duoベースのプラットフォームを採用していたが、ST150EではインテルのCore iシリーズCPU対応に変更され、基本性能が大幅に強化された。
プラットフォーム変更に合わせて筐体デザインも一新されたが、サイズはST125Eと変わらず幅約195×奥行き185×高さ75mm、容積約2.7リットルのコンパクトさを保っている。また、ST125Eは吸気口配置の関係で、縦置き時の設置方向が限定されていたが、ST150Eではそうした制限もない。通常時消費電力は約13.1W、動作時の騒音は約22dBと、非常に静かで省電力なパソコンとなっている。
選択可能なCPUは、上はCore i7-640M(2.80GHz)から、下はCeleron P4600(2GHz)までの5種類を用意。チップセットはIntel HM55 Express。グラフィックス機能はCPU内蔵機能を使用する。また、本体にPS/2キーボード&マウス兼用端子(分配ケーブルはオプション)を備えるほか、シリアルポートの搭載もオプションで可能となっている。従来機種同様に、別売り液晶ディスプレーの背面に本体を装着して、一体型デスクトップとして扱うスタンドも別途販売される。
以下に選択可能な主なコンポーネントを示す。
CPU | Core i7-640M(2.80GHz)、Core i5-560M(2.66GHz) Core i5-460M(2.53GHz)、Core i3-370M(2.40GHz) Celeron P4600(2GHz) |
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メモリー | 1、2、4、8GB |
ストレージ | HDD 160~640GB SSD 64GB、160GB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(トレイ式またはスロットイン) DVD-ROMドライブ、光学ドライブなし |
OS | Windows 7 Home Premium 32/64bit、同Professional 32/64bit |
基本構成価格は6万4890円から。