ファンケルが8月23日に発表した2010年7月度月次売上高情報によると、売上高は前年同月比0.8%増の77億900万円となった。
販売チャネル別では、通信販売同8.6%減、店舗販売が同2.7%減(既存店同2.3%減)、卸販売他(海外への卸販売を含む)が同36.4%増となった。
ファンケル化粧品は、海外向け卸販売が伸長したほか、製品面では4月に発売した「無添加アクネケア」が好調に推移し、同3.9%増の31億9200万円。アテニア化粧品は、前月まで実施していた基礎化粧品のキャンペーンの反動などにより、同11.1%減6億4900万円だった。
栄養補助食品関連事業は、キャンペーンの対象となっていた「コエンザイムQ10」が好調だったが、ビタミン、ミネラルなどが振るわず、同1.0%減の21億6500万円となった。
発芽米事業は、コンビニなどの業務用の需要が回復し、同11.5%増の2億5900万円。青汁事業は、前月の増量キャンペーンの反動により、同6.4%減の3億2900万円となった。
いいもの王国通販事業は、猛暑により季節商材の販売が好調だったものの、その他の商品群が不振で、同13.7%減の6億1500万円だった。