ソニーから、同社液晶テレビ「BRAVIA」とBlu-ray Discレコーダーを合体させたような録画テレビ「BRAVI KDL-HX80R」シリーズが発表された。ラインナップは55V型(予想実売価格44万円前後)、46V型(同36万円前後)、40V型(同30万円前後)の3機種で、12月上旬発売予定。
液晶パネルは4倍速駆動(240Hz)で3Dに対応する。ただし実際に3Dテレビとして使用するには専用のトランスミッタ―と3Dメガネを別途用意する必要がある。バックライトはエッジライトLED方式となる。
また、従来のBRAVIAとは異なる部分がいくつかある。まず、「アプリキャスト」や「ブラビアネットチャンネル」が利用できない。また、2画面表示には非対応で、ルームリンク(DLNA)機能はサーバー機能のみ搭載。クライアントとしては動作しない。
さらにUSBアダプターの「UWA-BR100」には非対応で、HDMIリンク機能(ブラビアリンク)には対応するものの、BDやHDDなどの外付け録画機器の操作は行なえない。アナログチューナーも非搭載となる。
BDの再生や番組録画の機能は、同日発表されたBlu-ray Discレコーダー「BDZ-AT700」と同等で、3D BDはもちろん、3層、4層メディアの「BDXL」にも対応する。内蔵HDDは500GBとなる。
また同社は、小型の録画テレビ「KDL-EX30R」も11月下旬に発売する。ラインナップは32V型(予想実売価格15万円前後)と26V型(同14万5000円前後)の2機種。
従来のHDD内蔵録画モデル「BX30H」の上位機種という位置づけで、500GB HDDのほかにBDドライブを搭載。HX80Rとは異なり、3Dには対応しない。