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モバイル広告ネットワーク「iAd」、iPhoneなどで開始へ

2010年06月09日 10時05分更新

記事提供:通販通信

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アップルは6月8日、モバイル広告ネットワーク「iAd」を、iPhoneおよびiPod touchデバイス上で7月1日より開始するとした。  「iAd」は、テレビ広告の表現力とウェブ広告の相互性を持つネットワーク。iAdに参加している開発者は、さまざまな広告フォーマットをアプリケーションに組み込むことが可能。広告の販売とサービスはアップルが行い、開発者は業界として標準的な60%の収益をiAdから受け取り、これはiTunes Connectを通じて支払われる。  また、iAdはiOS 4に組み込まれており、ユーザーは使用中のアプリケーションから離れることなく、ビデオ視聴中やゲームプレイ中、さらには広告内の購入機能を利用したアプリケーションのダウンロード時、iTunesコンテンツの購入時にも、広告を視聴することが可能となる。  まずは、AT&T、キャンベル・スープ・カンパニー、シャネルなど著名ブランドのモバイル広告キャンペーンとともに開始する。  同社は、2010年度のiAd出稿契約をすでに6千万ドル以上獲得しており、これは2010年下半期分として予測される、米国内モバイル広告費合計の約50%に当たる数字という。

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