中国政府機関である「CCTV.com」と通信販売業務提携を締結しているコスモファイブは4月12日、同社が運営する中国向け通販サイト「チェンダ」が、「CCTV.comシティーチャンネル」にリンクされ、10日より通販を開始したと発表した。
CCTV.comとの協議によりサイト名を「チェンダ」と命名。これによりインターネットは偽物が多いと敬遠している中国富裕層を取り込むことが可能となる。
また、「チェンダ」は、富裕層から中間層までをターゲットとし、他の通販サイトとは対象とする消費者が異なる。販売している商品も高級品を中心で、常温輸送できる北海道の食品や、化粧品、高級バックなど、「ものつくり日本」を象徴する商品で構成。コスモファイブでは今後も全国の物産品を自社ウェブサイトで募集していく。
将来的には、「チェンダ」をインフラと位置付け、企業マッチングや訪日観光客の集客など、多岐にわたり展開させていく予定。
■「チェンダ」(http://www.chenda-cctv.com)