ハマーン様のためなら
たとえソーラ・レイの中、ジャブローの中!
1日10分のプレイでもガンダム世界を楽しめる「ガンダムネットワークオペレーション3(GNO3)」がサービスインして早1ヵ月。“☆付きモビルスーツ”(褒賞機)を所有して、ランキングでブイブイ言わせている読者もいるはず。
だがその一方で、「GNO(初代)やGNO2はやったけど……。GNO3もやっぱりスタートダッシュが命じゃないの?」「1ヵ月も差が付くとレベル差ありすぎで、任務に入っても足引っ張るでしょ」「1回10分と言ったって、最初は結構忙しかった記憶がある。射程距離や索敵範囲を編成したり、パイロットに成長ポイントを割り振ったり……」などと、二の足を踏んでいる元プレイヤーや、GNOシリーズの未経験者も中にはいることだろう。
それはあまりにもったいない。ハマーン様のために命(と可処分時間)を捧げられるGNOは、このGNO3だけ! たかが1ヵ月の遅れごときで躊躇するのは真のネオ・ジオン士官、いやハマーン様親衛隊ではないっ! とハマーン様の叱咤が心に響いてきたはずだ。
ここでは、(実は1週間遅れで)1ヵ月間ほど参戦したハマーン様命なプレイヤーが薦めるGNO3の魅力を、5つのポイントに絞って紹介する。GNO3に興味のあるかたはもちろん、ガンダムファンもじっくりと読んでほしい。
ポイント0 何より戦闘シーンが新鮮!
5つのオススメポイントの前にぜひ紹介しておきたいのが、GNO3で一新された戦闘シーンだ。GNO2から2Dモードと3Dモードで描画されるようになったが、GNO3では3Dモードがより迫力のあるカメラアングルになり、アニメや格闘タイプのガンダムゲームかのような気分が味わえる。加えて、“部隊エンブレム”がMSやMAに付けられる(最終ページのコラムを参照)ので、まるで自分のガンプラを友達のそれと戦わせたあの頃を思い出してしまう。なお、チップセット内蔵グラフィックスを使っているノートPCでも快適に遊べるように、従来同様2Dモードも用意されている。
※ 私自身はジオン側でのみプレイ中なので、すべてのMS/MAの特殊攻撃を見たわけではないが、特殊攻撃にはかなり強力かつカッコいいアクションが多い。以下、目に付いたものを挙げておこう。
・グフ:ヒート・ロッド(格闘)
・ザメル:680mmカノン砲(射撃)
・エルメス:ビット(射撃、NT専用)
・ジオング:有線制御式メガ粒子砲(射撃、NT専用)
・ガンダム:ハイパー・ハンマー(格闘)
さらに、戦闘シーンをよく見ていると2機のMSやMAが同時に斬りつけたり、砲撃と斬撃の多重攻撃で大ダメージというシーンが出てくる。これはランダムに味方同士(自部隊に限らず、味方のNPCや任務参加の他プレイヤーキャラの場合もある)で協力攻撃をするもの。2機攻撃が100%ヒットするわけではないが、当たれば大ダメージだし戦闘時間も少し短くなる(気がする)、何よりカッコいい! 時には原作パイロット同士のタッグ――アムロ『ガンダム』とセイラさん『Gファイター』、カイ『ガンキャノン』とハヤト『ガンタンク』※なども見られて、思わずニヤリとすることも!
※ セイラさんやスレッガーさんの乗機としてコア・ブースターではなくGファイターが登場し、ハヤトは宇宙でもガンキャノン2号機ではなくガンタンクに載っている(宇宙でキャタピラがキュルキュル)。したがって、本作は映画版ではなくテレビ版のほうを忠実に再現している。……と、言われてもまるで意味が分からない人は、周囲のアラフォー世代なガンダムファンに聞いてみよう!
そして、何よりGNO3で新しいのが毎週土曜深夜(23時30分)に開催される「大規模戦闘」だ。私が参戦している“とあるサーバー”のログを振り返ると、3月は「シアトルの戦い」(原作でガルマが特攻して散ったシーン)、「オデッサの戦い」、「ジャブローの戦い」、「ソロモンの戦い」という4回が行なわれたが、これは直前の大規模戦闘でジオンと連邦のいずれが勝利し、主導権を握ったかによって展開も変わる。
この大規模戦闘では、3 vs. 3のPC同士のチーム戦(原作パイロットのチームがランダムに登場)が3回戦行なわれる。ここで優秀な成績を収めると、続く原作パイ同士の戦闘に、隊長機がゲスト出演して援護できるのだ。例えばソロモンの戦いでは、ビグザムに載ったドズル閣下をアムロのガンダム、スレッガーさんのGファイターなど4機が攻撃。そこに次々と両軍の隊長機が援軍として参戦し、戦闘が繰り広げられた(実はアムロが「ガンダムMC」なのに、連邦の援軍は「G3ガンダム」ばかりという絵図になったのだが……)。
戦闘シーンについては、ほかにも語りたいことが山ほどあるが、ここではプレイ画面を見てほしい。きっと自分でも参加してみたくなるはずだ。
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