日立製作所から、大画面テレビ「Wooo」の新モデルが発表された。ハイクラス録画機「XP05」、スタンダード録画機「HP05」、DLNAクライアント機「H05」の3シリーズだ。
画質、機能ともに充実した「XP05」
4月下旬発売となる「XP05」は、ノイズフィルター処理と超解像技術で解像度の復元を行なう「ピクセルマネージャー」を搭載。超解像処理では映像の部分ごとに処理のレベルを調整するため(オートの場合)、HD映像内にSD映像(小枠画面など)が挿入されている場合でも、それぞれに最適な処理を行なう。
映像の特徴や番組ジャンルに応じてノイズ除去処理や超解像処理、カラーマネージメントを行なうほか、テレビを設置した場所の照度、色温度なども本体前面の「インテリジェント・センサー」によって検知し、画質調整を行なう。ちなみに、番組ジャンルでは新たに「アニメーション」に対応した。
録画機能は、デジタルチューナーを3つ搭載し、番組を視聴しながら裏番組の2番組録画に対応。「Xcode HD」エンコーダーにより最大8倍録画が可能だ。
録画した番組は、「番組名」や「ジャンル」で検索でき、番組名では同じ番組タイトルが2つ以上ある場合は自動的にフォルダを作成してそこにまとめるなど、管理機能が強化されている。なお、作成されたフォルダをそのままダビングすることも可能だ。
録画は内蔵HDD(320GB)もしくは「iVDR-S」に可能で、NASへのダビングにも対応する。さらにWooo自体がDLNAサーバー(DTCP-IP対応)機能を搭載するため、LAN内のDLNAクライアント機器で動画を再生できる。