入学、就職シーズンに向け、メーカー各社からの新製品ラッシュが続いているが、なかでも、東芝のブルーレイディスク参入は注目度の高いニュースだった(関連記事)。その第1弾のモデルとして登場したのが、REGZAと一緒に手軽に使えるエントリーユーザーに向けたBDレコーダー、そして今回取り上げるBDプレーヤー内蔵REGZA「R1BDP」シリーズだ。
R1BDPは26V型(実売予想価格11万円前後)、32V型(実売予想価格13万円前後)の中~小型サイズのモデルを用意しており、テレビと一緒にBDソフトも手軽に楽しみたいというユーザーを想定したモデル。
BDを再生するために「プレイステーション 3」(実売3万円前後)などのBDプレーヤーの購入を検討している人も多いと思うが、R1BDPならテレビとの接続の手間が省ける。この春から一人暮らしを始める新社会人に適したモデルと言えそうだ。
「BD-Live」にも対応するプレーヤー機能
最大のポイントであるBDドライブは、右側面に内蔵されている。手軽に使えるスロットイン式だ。背面にはネットワーク接続用のEthernet端子も装備しており、BDプレーヤー機能は最新の「BD-Live」に対応。BDソフトからアクセスできる専用サイトでダウンロードしたコンテンツなどは、本体にUSBメモリーを差すことで保存できる。
BDプレーヤーの操作は簡単で、BDやDVDをセットすれば自動で再生が始まる。リモコンの操作ボタンで再生/一時停止/停止のほか、早送り/早戻し、チャプター移動などが可能。BD/DVDソフトの再生時は、十字キーの上にある「番組表ボタン」などがメニュー画面やポップアップメニューの呼び出しボタンとして使えるのも便利だ。
特に目新しい機能を持つわけではないが、操作もスムーズで、手軽にBD再生を楽しむには十分だ。