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レノボ、マルチタッチ対応ネットブック「IdeaPad S10-3t」を発表

2010年02月17日 06時00分更新

文● 花茂未来

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 レノボ・ジャパン(株)は16日、ネットブック「IdeaPad Sシリーズ」に「IdeaPad S10-3」「IdeaPad S10-3t」の2機種を追加すると発表した。

「IdeaPadS10-3t」。本体カラーはコズミックナイト1色となる

 IdeaPad S10-3tは、マルチタッチ対応の液晶ディスプレーを搭載したタブレットPCで、、Windows 7のタッチ操作をサポートする。「NaturalTouch」技術により、液晶ディスプレーをしっかりと押さなくとも、軽く触れるだけで操作が可能だという。従来機種IdeaPad S10-2と比較して、USB 2.0ポートが2つに増えた。標準構成時のOSは、Windows 7 Home Premiumとなる。

 本体サイズは幅282×奥行き202×高さ35mm(最薄部15mm)。重量は約1.5kg。バッテリーは8セルタイプで、最長約10時間の駆動が可能。

「IdeaPadS10-3」。本体カラーはワインレッド、ランプブラックの2色から選択可能

 IdeaPadS 10-3はフルサイズに対して98%のキーボードを採用。文字入力の快適性にこだわった。本体もIdeaPad S10-2の最厚部42mmに対して、24.4mmに薄型化した。なお、USB 2.0ポートは3つ。標準構成時のOSは、Windows 7 Starterを採用する。

 本体サイズは幅268×奥行き168×高さ24.4mm(最薄部16mm)で、重量は約1.2kg。バッテリーは6セルタイプで、最長約7時間の駆動が可能。

 それ以外の基本スペックは同様で、CPUにはGPUやメモリーコントローラーを内蔵したAtom N450(1.66GHz)を搭載する。メモリは標準1GB(最大2GB)で、HDD容量は250GB。液晶ディスプレーサイズは10.1型で、解像度は1024×600ドット。内蔵無線LANは、IEEE 802.11nに対応。Bluetooth 2.1も搭載する。

 両製品ともLinuxベースの高速起動シェル「Lenovo Quick Start」に対応する。Windowsを起動せずに、ウェブブラウズやSkypeなどの機能が利用できる点は従来と同様だが、バージョンが「QuickStart 2.0」に上がり、ブラウザーの起動速度など向上している。またインターネット経由で他のパソコンとファイルやデータのやり取りができるソフト「DirectShare」も追加されている。

 Sシリーズでは初めて、落下時の振動・衝撃からハードディスクを守る「Active Protection System」を搭載した点も特徴と言える。

 価格はともにオープンプライスで、発売は2月27日。店頭での予想実売価格は、IdeaPad S10-3が4万6800円前後、IdeaPad S10-3tが6万7800円前後となる。また、プラス8000円で、Office Personal 2007搭載モデルも用意されている。

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